08年プロ野球日本シリーズが終わり。

巨人優勢と言われながら就任一年目のナベQこと渡辺久信監督の新生西武ライオンズが、勝っちゃつた〜ノリで日本一になった08年。評論家、解説者、各球団監督コーチ選手関係者等、さまざまな見解や意見が飛び交っている事と思われるが・・・。一番はやはり各選手の技量、力量の差をカバーする目の矛先を考えて考えて変えて戦った事が勝因と言える。うまく機能してくれない選手が両チームに出てくるのは当たり前。
ながら最後の試合になるかもの第6戦の西武・岸投手の第4戦完封後の中2日でのロングリリーフ!後にも先にもここが分かれ道であった・・・。第7戦の先発も奇襲的にケガで1ヶ月は戦列を離れていた西武元祖の悲運のエース西口の先発以降石井一、涌井など先発投手をつぎ込み巨人にバッティングをさせなかった! ラッキーボーイも平尾など巨人のお箱を取るべくクセ者が大活躍し試合ごとに好不調の選手を見極めての采配は観てる者をも楽しませてくれた。第5戦でビシッと抑えてた涌井の突然の乱調があり正攻法を考えさせられたものがあった筈。巨人の戦力が絶対的な感じがあったが西武は監督コーチなど含め若手選手が一つになっていて向こう5〜6年レギュラー選手が固まる感じの勢いが凄かった。巨人の場合、数人の若手がレギュラー取りを伺える選手が育ってきたとは言え坂本以外は十分な実力はあるが戦力が厚すぎる為に出番が少ない状況の選手が裏目に出てしまったかなぁ〜!真面目に正攻法を取りすぎたかな巨人は!?まぁ、この不景気に巨人が日本一にでもなれば景気回復効果ありと言われる巨人だっただけに見込みも期待出来ただけに残念であった(笑)とにかく第7戦までもつれたのは4年ぶりでシリーズ58年の歴史上で21回目(86年引き分けはさみ第8戦まで)で盛り上がった良かった。ながらアジアシリーズは年々ものすごい勢いで強くなってきた韓国を西武が倒せるか?日本勢V4は?なぜか不安もある。そして巨人にアジアシリーズを戦わせたかったと言う思いもある・・・。