珍怪投のヤクルト・石川雅規(まさのり)投手!

8月最後の日、適地での横浜戦、ヤクルト石川投手は7回投げ4安打4失点で勝利投手。これだけだとあまり聞こえは平凡ながら、4安打が全て4本塁打と言う何か?もったいない感じの内容だ。実際に高田監督のコメントもそうだったらしいが・・・。3回には早くも一発くらっていたが、総合的に見れば雨の中で浜風を差し引いたとしても珍しい内容かと・・・。この石川投手は、ちらしながらコーナーに変化球を投げ分けるセンス抜群の身長169センチで小さな大投手の異名を取る。セパ交流戦防御率がトップの選手で個人タイトルがあれば受賞していた。春先から昨年のスランプを取り戻すかの様な快調なペースで白星を重ねていたものの打線との絡みがよろしくない試合もあり、やっと9勝目を上げ2年ぶりの二桁リーチ。内容としては12〜13勝のハーラトップ争いをしてもおかしくない。防御率もリーグ5位2・78でそれなりに安定しているが徐々に落ちてきているので今回みたいな珍怪投はもったいなくてしょうがないが、逆に近い将来ノーヒットノーランも技巧派としては珍しくないお手本になる記録が期待出来そうな感じだ。同じサウスポーで熟練されたピッチングで先発5〜6回までが基本となりながら既に二桁(11勝)マークしている、おっさんながら鉄腕パワー阪神・下柳投手も同じ様なタイプ。本格派だけじゃ勝てませんよ〜ってな感じで大切なタイプを再確認して欲しい。しかしセ・リーグは左の当たり年なのか?防御率1〜5位まで4人いるのでタイトル争いも面白くなりそうだ・・・!