第90回夏の甲子園大会が終わり8月も終わりまじか・・・

今年の夏の甲子園大会がオリンピック開催とのだぶりを避けるため2日に開幕し熱戦が繰り広げられながらも淡々と終わってしまったイメージだけがつきまとった。予選の頃の事を前回書いたが下馬評の所が終盤戦から最後に残って大味な試合で終わった。ビッグイニングを作り出し勝てば同じ展開を次の試合で逆に相手にされたり。現象としては現代の高校生を象徴している気がする。良い悪い時が、はっきりしていて乗れて乗せればパワー全開、ダメな時は巨大ピラミッドがあと形もなく崩れ落ちる雰囲気。実際に決勝で大阪桐蔭に大敗した常葉学園菊川は甲子園大会後に、米国選抜との親善試合で主力数人が高校選抜で抜けてるのに11ー10の大接戦勝ちしているのだ。ある程度の実力の差はあるにしても、一昔前と違い近年は月日で変わる現代高校野球を思い知った予選からの大会であった。個人的には、今記念大会で増やした6府県2高代表をこれからも続けて欲しい。期待感として見ていた事は、「神奈川を制する者は全国を制する」決勝での神奈川対決や沖縄勢の春夏連覇常総学院の木内監督復帰優勝、駒大苫小牧を破りここ数年の歴史を塗り替え北海高の地域レベルを再度確かめさせる上位進出など期待していた事はあるが・・・。あとは3回戦までの特に初戦は全国大会でもあるし同地区同士の場合は再抽選をしてあげて欲しい!