オレ竜・落合ドラゴンズ執念の53年ぶりの日本一!!

07年のプロ野球日本シリーズ中日ドラゴンズが悲願の53年ぶりの、落合監督の4年目3度目の正直にて日本一の栄冠に輝いた!
前に挑戦者とは!?と書かせてもらった回があったが、まさに日本一と言う言葉に執着執念の挑戦者魂の昨年の仮を返す北海道・日本ハムファイターズとの日本シリーズの戦いであった。まったく昨年をひっくり返した様なホーム・ビジーターでの勝敗(敵地で初戦負け後4連勝)に因果を感じさせる。
だが、世間的に波紋を呼んだ中日・山井投手の9回完全試合を目前とした交代劇!賛否に意見が別れている様だが、1つ注目は完全試合を見たかった人も結果的には中日の日本一を求め応援していた実態だ!と、言う事は少し話がそれるが2年連続で同じ組み合わせとなった両チームだがCSでリーグ優勝を逃し2位から這い上がった中日に納得しているとも言えよう。実際、海の向こうの大リーグでは、地区優勝していないワイルドカードで這い上がったロッキーズが日本の現状システムと異なるがワールドシリーズまで進出した例が記憶に新しい。
話戻りこの交代劇は、チーム内やベンチにしか解らない現状もあったとも言える。評論家などは、交代させない論も飛び交ったが山井投手の手にマメができていて潰れたか?潰れそうか?定かでない状態で裏話が分からなかった状態でのコメント。試合後は日ハム・ダルビッシュ投手すらあと1球も投げれない状態だったとの7回降板の裏話、それを考えたら本人志願での交代に、山井投手もアップアップだったかも知れない・・・。CS第2ステージでの一瞬見てる者が不安になりそうな早めの守護神・岩瀬投手の投入など采配がズバリの落合監督の執念を逆に見習う事も必要かとも言える。
その背景に、前日の第4戦に好投の小笠原投手が勝利投手の権利目前の4回3/2で日ハム・セギノールに対し1球で流れが変わって、同点のお膳立てを作ってしまい降板、そして同点されたイメージが首脳陣にはあったとも言え、もしも最後の最後でたった1点差をひっくり返される様な事があったならと・・・誰もが当事者なら思う展開か。
とにかく今シリーズ最後に盛り上げた、交代せず勝っても負けてもブーイングが起こりそうな際どい判断に達するまで好投した山井投手・さすがのピッチングをしたダルビッシュ両投手に拍手を送ろう!更に先発・中継ぎ・押さえと確立された時代の阪神・藤川と人気実力を2分にするセを代表する鉄人と化した岩瀬投手に賛辞を!そして、今年のプロ野球を盛り上げた力及ばずのBクラスに甘んじた球団、CS進出のセ・パの3強に、残念ながら連覇ならずお疲れ様でした日本ハムファイターズ。そして、おめでとう!日本一中日ドラゴンズアジアシリーズも頑張って日本勢の連覇に期待!あっ、もう一言、CSシリーズから髪を5分刈りから3分刈りしていたとは言え、落合監督は短期間であれ程薄くなっていたとはどれだけの人が気づいていたろうか・・・?!