第89回全国高校野球選手権大会  甲子園の季節No.3

収まり切れずに西日本編の2です。四国からは、香川を除き伝統古豪が出ます。その香川は決勝で敗退した高松商が出ていればオールドファンや通にはこたえられないラインナップであった。高松商は11年前に復活したが、昭和61年から尽誠学園が出てきて丸亀勢、坂出商など伝統校と新設校が混じり合いの状態。徳島でも池田が15年ぶりに復活の予感があったが準決勝で敗退で来年に持ち越しとなった。池田、徳島商、鳴門勢が平成に入るまで主だったが、新設公立や地元古豪の鳴門工が甲子園常連となり徳島商が伝統と葛藤しながら出て来ている。愛媛は伝統古豪が健在で近年の済美の台頭が刺激的だが、今だに今回出場の今治西川之江、西条、松山商など歴史ある高校が毎年甲子園を狙っている。昭和62年デビューした宇和島東が一時代を築いたが低迷しており伝統古豪となるべく試練の時か!? 高知の高知は長いトンネルから抜け出した感じで、昔は宿敵土佐、高知商で競いあっていたが20年ちょっと前ぐらいから宿敵が増え明徳義塾が加わり2年前その明徳義塾の不祥事辞退の変わりに出場したものの優勝出場は26年ぶりとなる。高知商も平成半ばまで頑張っていたが昨年9年ぶりに復活、来年以降も期待の位地だ。九州は福岡、ここは昭和の後半から地元で力のある新設私学が今では台湾あたりの留学生を入れレベルアップしながらしのぎを削っている。古豪でゆういつ頑張っているのが柳川(旧柳川商)たまに出る東築。小倉勢、久留米商などは遥かかなたが寂しい。佐賀は94年の全国制覇・佐賀商を中心に市勢、鳥栖唐津勢が昔同様に出場してくる。長崎は名門古豪の海星が平成に入った頃少し頑張りをみせていたが長崎日大の勢力の前にもがいている。昭和50年代頑張った佐世保工の復活に期待。だが、2年前から新設公立の清峰など新しい風も出てきて全国で通用している。大分は、伝統校が柳ヶ浦ぐらいで津久見が遠ざかり大分商、日田勢が忘れたあたりで出てくる。今年は新設校。熊本は熊本工、九州学院が相変わらず強く10年に1度平均で済々興、鎮西は出れずにいる。宮崎は都城勢、高鍋など遠ざかり延岡勢、新設日南学園に押されている。鹿児島も2強の鹿児島実、樟南(鹿児島商工)が強すぎるが鹿児島商に昨年甲子園ベスト4の鹿児島工などレベルは高い。沖縄は故・裁監督の豊見城が県8強に残り沖縄水産同様来年以降の復活に期待!興南もこれまた長いトンネルくぐり前評判よりは横からうまく入り込んだ感じで今回24年ぶり出場!近年沖縄代表は故・裁監督の教え子達の指導、刺激を受けた監督さんのチームが出場。プロ野球のキャンプ地にもなっており野球熱が高い。その分全土・島含めレベルアップされてきた証拠だ!最後になりますが、今夏は全国の予選から古豪強豪復活の予感があった所があり、特集した感じです。まだまだ書きたりませんがいつかまた書きたいです。また、春とは異なる事もあり春は春で機会があればと思う。長々とありがとう。yasunome