野球界と人生のマウンドを降り、やすらかに・・・

去る2/9 読売巨人軍元監督、藤田元司氏(74)が持病(心臓病)が元で他界された。
巨人(OB会、会長もされてた)だけでなく96年野球殿堂入りしてからも、沢村賞正力賞など選考委員をされるなど現役、コーチ、スカウト、監督・・・と悲運のエースと言われながら親しみを持たれて紳士を貫き通しての涙、涙の降板人生であった。
僕が生まれる前、S30年代中心として活躍らしいが登板過多にて肩を痛め引退(8年で119勝88敗)投手としては江川に似た成績だ!僕らが若い頃巨人の監督就任で第1次政権(S56〜58)の時、江川卓西本聖の良いライバル心を引き出して優勝に導くなど、常勝しながら選手を上昇させるのが上手い方だとTV越しにお見受けしたものだった!
他には当時天敵だった広島カープキラーとして定岡正二を育て、角三男を今ではあたり前のストッパーとして確立させ、あの50番トリオ(駒田、吉村、槙原)を立派に育て開花させるなど。
第2次政権(H1〜4)は、二けた勝利投手育成を成功させ5人作り、チャンスに弱かった原辰徳を不動の4番として固定させたり、平成元年勝てばVの試合、G党で親友W君とドーム観戦して大ケガからカムバックした吉村を9回裏代打に出す意気なはからいを演出、見事なサヨナラ満塁Vホームランが出て観たのを思い出す!
あと珍話では、S58年悪太郎こと堀内恒夫投手の引退試合だったか?バッティング良かったからか最後に遊ばせてあげさせ、なんとホームラン・・・的ちゅ〜う率が非〜常〜に高い監督さんであった(笑) 最後に時の流れが早いのか?速すぎるのか?まだまだ惜しい方が亡くなるのが多く・・・寂しい(ToT)