新設! 高校生ドラフト

今年度から高野連の希望(進路を早めさせる)と日本プロ野球組織(NPB)の意向で始まった高校生ドラフト。毎年のように高校生が泣き笑いのドラフトに「仕方なく・・・」のイメージがあった。で、それは克服されていくか?
まあ、自信過剰になりやすい年代だし。そこでドラフト1位氏名の価値ある選手が、何人今年はいたか!?

毎年(過去10年)のデータで、5〜7人は1位氏名を受けているが、ここ2年は03年3人、04年4人と少なめだ。それだけ1位に値する選手を絞り込んできたとおもったのだが。個人的には大阪桐蔭の辻内、平田、柳ヶ浦、山口、福岡第一、陽、近代付属、鶴ぐらいかと・・・
あとの選手には大変失礼だが、例年のドラフトからみると1位でなく3,4位のイメージがある。まあ、球団、フロント、スカウトの考えも社会人、大学にそなえてあるとは思うが。
この新設ドラフトの陰で泣きがでそうなのが、社会人と大学だ。今回は去年の13人を上回る高校生を38人もとったので70人の支配下登録外の準支配下生ができるとはいえ、そこそこ力のある社会、大学の選手がプロに勧めない例が出てくるのでは・・・球団のセコイ銭を押さえた戦略かねぇー。まあ相当プロは厳しいと思うので、高校出の諸君は首を1万回ぐらい洗ってくるように!!(笑)
前々から思っていたことは、中央では無名の選手プロフィール、エピソードも充実、公開してほしい。なぜとったのか、とか。
番外の話では15-20年前ぐらいまであったドラフト外入団だ。契約金も低かったりするが、選手にしてみればまだまだ夢もつながっていた時代だ。それこそ隠し玉であった。隠し玉といえば、西武、昭和55年の話だが、こぞってその年の有望高校生が、創設2年の西武に入りたがっていたのを思い出す。特に日ハム1位秋商・高山は指名を蹴り、傘下のプリンスHを経て西武の練習生となり入団した。現西武監督伊東もその口だった。