広島東洋カープ・佐々岡真司投手引退の陰に幻の新人王!

07・9/24 広島のタフネス右腕・佐々岡投手が今季限りの引退を発表。
今季は40歳の力の衰えの壁から黒星先行にて2軍調整にて復活が期待されたが、力尽きた・・・。
で、広島ファンも含めどれだけの人が90年のルーキーイヤーの活躍を覚えているだろうか?
その年、同期で中日ドラゴンズに入団した与田剛投手とのし烈なセーブ王、新人王争い。比較して見ると150km越える剛速球を武器に与田・50試合登板4勝5敗31セーブ。88回3/1、防御率3、26。
佐々岡は44試合13勝11敗17セーブ。151、1回、防御率3、15。
チーム事情で、先発に迎えと大車輪の佐々岡は途中から与田とのセーブ争いから脱落したものの、新人で13勝だけでも合格なのに17セーブも稼ぎ、投球回数、防御率でも上回りながら新人王と取れなかったのは悲運としか言いようがなかった。
当時、与田は新人史上初の31セーブをあげ50試合登板と剛速球が評価され新人王を取ったが、故障で低迷続きでパっとしないまま球団を渡り鳥人生にて引退。
佐々岡は近年こそ衰えが見えたものの本日まで通算568試合登板・136勝153敗106セーブと負け越したもののセーブ数がものを言い、防御率3,58のデーターを残し10月の引退試合に臨む。
新人の年、身長185センチで体重60キロ後半から70キロぐらいのブカブカウェストが目についた選手でもあり、体重増やしスタミナ造りだけでも大変な18年間。お疲れ様でした・・・。